土地の選び方

土地の選び方。土地を買うには事前調査・事前準備が重要です。

土地の選び方>現地調査の必要性・その2



現地調査は、必ず契約前に行うようにしましょう。書類だけで納得し、話しを進めてしまうと、希望通りの住宅を建てることができなかったり、基礎工事をやり直したり、理想の家を建てるために追加費用がかかったりすることがあります。現地調査は契約の後にしかすることができませんなどという不動産業者は、怪しいです。契約前に済ませるのが基本ですから、そのような不動産業者は信用するにたりません。他の不動産業者に依頼し直しましょう。契約前に行う現地調査が、その後の必要な費用を大きく左右します。現地調査を行うのと行わないのとでは、雲泥の差がありますので、手間を惜しまずに現地に通うようにしましょう。

その土地にどのような住宅を建てることができるかについては、気軽に不動産業者に相談して構いません。むしろ、不動産業者に現地調査を依頼しないと、法律的にも金銭的にも、イメージが湧きにくいですので、遠慮せずにどんどん依頼していきましょう。このときに、その不動産業者の対応や用意してくれる資料次第では、信頼度を測ることができます。こちらの依頼に対し、真摯に迅速に対応してくれる不動産業者は信頼できますが、ここでの対応が不十分ですと、この先の様々な依頼に対しても満足いく対応をしてくれない可能性が高いのです。こちらからの質問や依頼にどのような対応をしてくれるかは、一種の不動産業者の信頼度チェックと言えます。

不動産業者が提出した資料を鵜呑みにして契約を結んでしまう人はたくさんいらっしゃいます。

不動産業者はもっともらしいことを言うのですが、それらは全てマニュアルに書いてある通りのことで、実はその土地を見に行ったこともないというケースも実際に存在します。不動産業者はたくさんの物件をさばくことで利益を得ています。よって、契約は迅速に結べることにこしたことはないので、土地を見ないまま土地の説明などを行ってしまうのです。そのような不動産業者の言っていることを信用するのは危険過ぎると言えるでしょう。契約を結んで土地を購入し、いざ住宅の建設を始めようとしたら、不要な物がその土地に転がっており、除去するのに数十万円かかってしまった、というケースも存在します。そのような事態に陥らないためにも、購入を予定している土地は、ご自身の目で確認するようにしましょう。

水道管やガス管など、住宅を建てるために必要な設備が書類通りになっているかも、現地調査で確認しておく必要があります。元々「ない」という土地を購入する場合はこの確認は必要ありませんが、「あり」となっている場合は、その設備の有無を確認しましょう。水道管やガス管は、面している道路にあるのか、それともその敷地内まで引っ張ってあるのかも重要です。細かい差かもしれませんが、数十万円の金額が動くことですので、慎重に確認しましょう。敷地内に水道管やガス管が引っ張り込まれていない場合、面している道路から引っ張る必要があります。

備えあれば憂いなしですので、地道に現地調査を行うことをお勧め致します。

土地の選び方、30項目





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